展示会

Rhizomatiks個展「After Understanding」開催!回転するプロッターが刻む、理解を超えたアート体験

Rhizomatiks個展「After Understanding」開催!回転するプロッターが刻む、理解を超えたアート体験

開催概要

この見逃せない個展の詳細は以下の通りです。ぜひ、カレンダーにチェックを入れてお出かけください!

  • 会期: 2026年9月12日(土)– 10月17日(土)

  • 開廊時間: 11:30 – 18:00(火 – 土)

  • 休廊日: 日月祝休廊(※9月13日(日)は特別開廊)

  • 会場: KOTARO NUKAGA(天王洲)

  • オープニングレセプション: 2026年9月12日(土) 16:00 – 18:00

  • 入場料: プレスリリースに記載はありませんが、通常ギャラリーでの個展は無料で鑑賞できる場合が多いです。詳細は会場にご確認ください。

展覧会の見どころ

「After Understanding」では、訪れる人々に深い問いを投げかける3つの見どころがあります。

(1) 理解の外側で、知識が動き始める

抽象画のような円形のパターン

現代において、知識は人間が「理解」するよりも先に生まれ、次の出来事を動かす存在へと変化しつつあります。この展覧会は、人間がその意味や成り立ちを全体として見渡せないまま、結果が次の結果を生み出していく、そんな「時間差」を一つの運動として提示します。目の前で生まれ続けるものと向き合うとき、私たちは何を見て、何を信じ、何を引き受けるのでしょうか。

(2) 「人間に残る知性とは何か」を問う

円形のデータ視覚化のような抽象画

会場では、極座標型のプロッターが回転するステンレス円盤をダイヤモンドの針で削り続けます。機械は自らが刻んだ跡を読み取り、予測の誤差によって進む方向を変えます。この作品には目標も報酬も与えられておらず、規則はすべて公開されています。にもかかわらず、どの線が先に刻まれたかは金属の表面には現れません。

Rhizomatiksの真鍋大度氏による実験では、線の込み入り具合と機械がつけた点数との相関はほぼゼロでした。私たちの「込み入った線のほうが手が込んでいるはず」という直感は、この作品では通用しません。本展は、来場者自身が「人間に残る知性とは何か」を測り直す場となるでしょう。

(3) 画面の中のAIから、金属を削る身体を持つ機械へ

5つの円形ダイアグラムに複雑なパターンが描かれた抽象画

前回の個展「Rhizomatiks Beyond Perception」(2024年)では、Rhizomatiksが独自に開発したAIモデルを用いた生成芸術をテーマにしていました。その発展形である「recursive」では、AIが自己の出力だけでなく、来場者や周囲の環境も学習過程に介入させる再帰的な創作プロセスを提示。

本展「After Understanding」では、外部の情報を取り込まず、自分が刻んだ傷だけを読み取るプロッターが登場します。この機械は身体を持ち、会期中、金属を削り続けることで、同じ動きに落ち着くことなく変化し続けるのです。

Rhizomatiksについて

屋外広場でLEDスクリーンを鑑賞する人物

2006年に設立されたRhizomatiksは、真鍋大度氏と石橋素氏が主宰するクリエイティブ・プラクティスです。音、映像、空間、システムを横断し、人間と非人間、現実と生成、制御と偶然のあいだに生まれる知覚や経験を探求しています。アートやインスタレーション制作、新しい表現技法やメディアの研究開発など、多岐にわたるプロジェクトを展開し、国内外で高い評価を得ています。

より詳しい情報はRhizomatiks公式サイトをご覧ください。

Rhizomatiksが提示する、テクノロジーとアートが融合した新たな知覚体験を、ぜひ会場でご体感ください!