# 初来日で見せた、韓国R&amp;Bの現在地――JUNNY東京公演レポート

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- カテゴリ: フェス・音楽
- 公開日: 2026-10-06
- 更新日: 2026-10-06

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K-POPの舞台裏と、R&Bの現在をつなぐ存在――。BAEKHYUNやNCT 127、NCT DREAM、IUらの楽曲に携わる一方、ソロアーティストとしても近年の韓国R&Bにおいて重要なポジションを担ってきたJUNNYが、9月27日、Otsuka FUTUREにて初の来日公演を行った。「2026 JUNNY [null] TOUR」の一環として開催された、昨年リリースのアルバム『null』を携えたライブだ。

他者の個性を想像しながら曲を書くことと、自らの感情を自らの声で表現すること。ソングライターとシンガー、その両方を行き来してきたJUNNYにとって、ステージとは二つのキャリアが重なる場所でもある。満員となったフロアを前に繰り広げられたパフォーマンスは、彼が培ってきたR&Bの技術を凝縮して見せるものだった。

DJ DAULがフロアの温度を徐々に引き上げていくと、大きな歓声に迎えられてJUNNYが登場。『null』収録の「Passion, Pain & Pleasure」「SOUR」「Energy」と、アルバム序盤の楽曲を立て続けに披露していく。恋愛の高揚から喪失、そして再生へと進んでいく『null』の物語は、録音作品では滑らかなサウンドの連なりとして設計されていたが、生身の声が乗ることで感情の起伏がより鮮明になる。

「準備はいいですか？」と日本語で呼びかけ、「Heaven Can Wait」へ。早くも代表曲が投下されると、フロアの熱量は一気に上昇する。「MEDLEY MASHUP」「By My Side」とライブが進むにつれて気づかされたのが、歌声だけでなくビートの強さだ。柔らかなヴォーカルに耳を奪われていると、その足元では低音が容赦なく鳴っている。キックは身体の芯まで届き、ベースは床からフロア全体を揺らす。R&Bの繊細なヴォーカル表現と、クラブミュージックとして身体を動かす強さ。その二つが想像以上に近い距離にあることが、この日のライブでははっきりと感じられた。

「東京公演が実現したのは皆さんのおかげ。それにふさわしい、感謝を伝える曲を歌います」というMCを経て届けられたのは、「Thank You」のアコースティック・バージョン。改めて感じるのは、JUNNYの音楽に一貫して流れる親密さだ。R&Bが長い歴史のなかで磨いてきた、耳元へ近接し、肌を撫でるように響く声がしっかりと備わっている。

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中盤以降、ライブは再び身体の側へと重心を移していく。「EARLY」のアウトロ・リミックスでは、ビートが一段と強度を増し、フロアのあちこちから手が上がる。JUNNY自身も大きく身体を揺らし、観客とともにリズムの中へ。続く人気曲「AURA」では、細かく刻まれるハイハットの鋭さと、そこへ滑り込むスウィートな歌声の対比が鮮烈だった。ビートは硬く、声は柔らかい。その質感の差がぶつかるたびに、楽曲の官能性が増していく。

その後も「limbo」と「Dangerous」を連結させ、「Here We Go Again」をリミックスで聴かせるなど、セット全体に細かな変化をつけていく。同時に見えてきたのは、JUNNYが「R&B」という言葉の内側に持っている振幅の大きさだ。声の柔らかさに耳を澄ませる時間と、リズムの反復へ身体を預ける時間。アコースティックに声を剥き出しにする瞬間と、低音の圧力でフロアを包み込む瞬間。その双方を一つの公演へ組み込み、曲順やアレンジによって少しずつ重心を移動させていく。

そして本編の最後に残されたのが、約8分に及ぶ「Weight of Time」だった。

『null』のなかでも、とりわけ構成と物語性を追求したこの曲を終着点に置いたことには、現在のJUNNYが何を聴かせたいのかがよく表れている。何より、この曲では「歌がうまい」という印象のさらに奥に、ソングライターとしてのJUNNYが見えてくる。歌い手としての魅力を入口にしながら、最後には「曲をどう構築するか」という作家としての力量へ視線を向けさせる名曲だ。

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アンコールでは「INVITATION」をリミックスで再び取り上げ、最後は「Heaven Can Wait」へ。振り返れば、この日のセットリストは、JUNNYのキャリアそのものを凝縮したようでもあった。耳元へ届く親密な歌、身体を突き動かすビート、ポップソングを成立させる構成力、そして8分という時間を使って一つの感情を描き切る作家性。裏方としてK-POPのR&B感覚を磨き、表舞台では自らの声で韓国R&Bの現在を更新してきた。その二つは決して別々の仕事ではなく、同じ音楽家のなかで循環している。新たな次のアルバムを携えて、きっとまた来日してくれるはず――そう願わずにはいられない、素晴らしい初来日公演だった。

  (文＝つやちゃん／Tsuyachan  写真＝船津晃一朗／Koichiro Funatsu)

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【JUNNY（ジュニー）プロフィール】**

JUNNYは韓国を拠点に活動する韓国系カナダ人のR&Bシンガー／ソングライター。ソウルを中心に音楽活動を展開しながら、グローバルな感性を取り入れたサウンドメイクで注目を集めている。

R&Bを軸にHIP HOP、POPなど多彩なジャンルを横断し、滑らかで感情豊かなボーカルと、洗練されたプロダクションセンスを兼ね備えたアーティストとして高い評価を獲得。自身で作詞・作曲にも深く関わり、リアルな感情表現とストーリーテリングを強みとしている。

また、他アーティストへの楽曲提供やコラボレーションにも積極的に参加し、プロデューサー／ソングライターとしても存在感を発揮。韓国国内の音楽シーンにとどまらず、世界中のリスナーから支持を広げており、グローバルR&Bシーンにおいても存在感を高め続けている。

**【リンク先】**

・オフィシャルホームページ

[https://junny.bstage.in/](https://junny.bstage.in/)

[https://junny-jp.bstage.in/](https://junny-jp.bstage.in/)

・オフィシャルX

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・オフィシャルYouTube

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・オフィシャルInstagram

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本記事は、株式会社タキエルJ＆Kが2026年10月5日にPR TIMESで発表したプレスリリースを原文のまま掲載しています。
元のリリース：[初来日で見せた、韓国R&Bの現在地――JUNNY東京公演レポート](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000189217.html)
