
大分市のまちを舞台に、高校生16チームがごみ拾いで勝負
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟と株式会社大分放送(OBS大分放送)は、10月4日(日)に『スポGOMI甲子園2026 大分県大会』をOBS大分放送本社で開催しました。15~18歳の高校生が3人1組でチームを組み、全16チームが出場しました。競技では、制限時間60分のなかで決められたエリア内のごみを拾い、その質と量をポイントに換算して順位を決めます。
- 日程:2026年10月4日(日)9時00分~11時40分
- 開催場所:OBS大分放送本社周辺(大分市)
- 参加人数:1チーム3名×16チーム=48人
- 主催:一般財団法人日本財団スポGOMI連盟/OBS大分放送
- 助成:日本財団
世界的に深刻化している海洋ごみは、その約8割が陸(まち)から流れ出ているとされています。スポGOMI甲子園は、高校生がスポGOMIを体験することで、ふだんの暮らしと海洋ごみ問題とのつながりに気づくきっかけをつくることを目指した大会です。各地の予選を勝ち抜いたチームは後日開催される全国大会(決勝)に進み、“高校生スポーツごみ拾い”日本一を争います。

優勝は楊志館高校ボランティア部の強豪チーム
当日は、いつ雨が降り出してもおかしくない不安定な空模様のなかでのスタートでした。各チームは独自の作戦を立て、熱心かつ精力的にごみを集めていきました。60分間の競技を終えた結果、上位3チームは次のとおりです。
- 優勝:楊志館高等学校 徳育戦隊『拾うんじゃ~』ピンク・ブラック・イエロー(9.20kg/1,379.0ポイント)
- 2位:楊志館高等学校 徳育戦隊『拾うんじゃ~』青・グリーン・レッド(7.05kg/1,190.0ポイント)
- 3位:岩田高校チーム「美化チュウ」(2.76kg/494.0ポイント)
なお、ポイントはごみの種類ごとに異なるため、重量で上回ってもポイントでは下回る場合があります。優勝したのは楊志館高校のボランティア部から出場したチームで、ポイントの高いごみを効率よく集める作戦と、広い範囲を歩いてごみを探し出す粘り強さで頂点をつかみました。大会後には「今、とても幸せな気持ちです!全国大会に出場できることが本当に嬉しいです。東京での全国大会でも活躍できるよう頑張りたいです。東京のまちでもいっぱいごみを拾ってきれいにしたいです」と、全国大会に向けた意気込みを語りました。
オリジナルアイテム賞は大分雄城台高校「MMA」の「エコ車」
チームが自作したごみ拾いアイテムのアイデアを競う「オリジナルアイテム賞」には、全16チーム中7チームがアイテムを持って競技に臨みました。受賞したのは大分雄城台高校チーム「MMA」です。キラキラとしたかわいい飾りつけを施した「エコ車」にごみ袋をセットし、引きながらごみを拾いました。身近な物を活用してつくられたこのアイテムの製作費は200円でした。

足元に隠れていたごみ、集まった総量は35.12kg
大分市のまち中は、一見すると目立つごみはなさそうに見えました。ところが足元に目を向けて歩くと、たばこの吸い殻やペットボトル、ビンなどが落ちており、公園の草むらの中からもさまざまなごみが見つかりました。参加者48人が集めたごみの総量は35.12kgです。
参加者からは「他のチームと競い合いながら参加できて楽しかった」「地域の方から“ありがとう”と声をかけてもらえてうれしかった」「ごみ箱がないときでも、ポイ捨てをしないように気を付けたい」といった声が寄せられました。
「スポGOMI」と「スポGOMI甲子園」とは
スポGOMIは“スポーツごみ拾い”の略で、決められたエリアと制限時間のなかで拾ったごみの量や種類に応じたポイントをチーム同士で競うスポーツです。「ごみ拾いはスポーツだ!」を合言葉に2008年に日本で生まれ、チームワークと戦略・戦術次第で、年齢や性別に関係なく誰もが勝てる可能性がある点を特徴としています。その高校生版である「スポGOMI甲子園」は、全国の高校生(15~18歳)を対象に「高校生スポーツごみ拾い日本一!」を決める大会で、2019年にスタートし今年で8大会目を迎えました。海洋ごみ問題への気付きをテーマに、次世代にきれいな海を引き継ぐため、海を介して人と人がつながるプロジェクトとして開催されています。
出典:日本財団スポGOMI連盟



