
ストリートの世界観を正方形キャンバスで味わう企画展
「XLARGE」「X-girl」「MILKFED.」「SILAS」などのストリートブランドを手がける株式会社ビーズインターナショナルは、中目黒のギャラリースペース「calif art gallery(カリフアートギャラリー)」で企画展を開きます。タイトルは「JAPAN WALLS 2026 GALLERY SQUARE SPACES VOL.7(ジャパンウォールズ 2026 ギャラリー スクエアー スペーシズ VOL.7)」で、会期は2026年10月31日(土)~11月8日(日)です。ストリート&ミューラル(壁画)アートフェスティバル「JAPAN WALLS(ジャパンウォールズ)」による企画展として行われます。
JAPAN WALLSは、ハワイ発のミューラルアートプロジェクト「WORLD WIDE WALLS(旧POW!WOW!Hawaii)」の日本支部として、2015年に始まりました。日本各地で大規模な壁画・ストリートアートプロジェクトを展開しており、国内外のアーティストに創作の場を提供しています。壁画制作を通じて地域の魅力や文化を発信し、新たな交流と地域活性化を生み出すことを目指しています。アーティスト、地域住民、行政、企業をつなぐプラットフォームとしての役割も担い、ワークショップや教育プログラムを通じて、子どもたちや若手クリエイターに創造する喜びや表現する機会を提供しています。
今回の企画展は、JAPAN WALLSが展開する「JAPAN WALLS GALLERY SERIES」の一環で、その中の「SQUARE SPACES(スクエアー スペーシズ)」という企画にあたります。これまで“街の壁”で表現してきた世界観を、CITY SCALEからHAND SCALEへと移し、30×30cmと12inchレコードサイズの正方形キャンバスに落とし込みます。すべての作品を30×30cmの統一フォーマットで並べることで、ミューラルとは異なるスケールの中に、アーティストごとのスタイルやバックボーン、ストリートカルチャーの多様性が詰め込まれます。これまでJAPAN WALLSに参加してきたアーティストと新たに加わるアーティストが同じ空間に並び、プロジェクトの現在地と広がりを一望できる構成です。
会場には、JAPAN WALLSがキュレーションした国内外で活躍する100組のアーティストによる作品が並び、すべて購入できます。会場でコレクタブルアートとして楽しめるほか、全作品をスマホやPCから鑑賞できる3Dバーチャルギャラリーも同時開催します。国内外どこからでも鑑賞・購入ができ、「見る」だけでなく「持ち帰る」アートとして、JAPAN WALLSの新たな入口になることを目指しています。
開催概要
- 展覧会名:JAPAN WALLS 2026 GALLERY SQUARE SPACES VOL.7
- 会期:2026年10月31日(土)~11月8日(日)
- 時間:11:00~20:00(最終日のみ17:00閉場)
- 会場:calif art gallery
- 住所:〒153-0042 東京都目黒区青葉台1-29-6 1F
- 入場料:無料

注目の参加アーティスト
djow(Toshio ono)と8g(Eiji miyata)による2人組の絵画作家「Gravityfree」は、2002年に東京のクラブイベントで数人で絵を描く遊びから活動を始めました。FUJI ROCK FESTIVALを中心とする大型野外フェスに多く出演し、ライブペイントカルチャーを広く知らしめてきました。ペイントの旅で出会った音楽や土着のアニミズム、ヒッピーやストリートのカルチャーから影響を受け、幼少期から好きだった漫画やアニメを軸に、独自のディフォルメと不思議な色使いで作品を生み出しています。有園絵瑠と有園絵夢による双子のアーティストデュオ「HAMADARAKA(EruArizono / EmuArizono)」は、「この世とユートピアの間に存在する世界」などをテーマに、様々なマテリアルで表現しています。DIESEL ART GALLERYでの個展「EDENDORDORADO」や、モロッコ/ラバトのJIDAR STREET ART FESTIVALでの壁画制作など、国内外で作品を発表しています。
1993年東京都出身の「前田豆コ/Mameko Maeda」は、2020年からイラストレーター・アーティストとして活動しています。漫画やアニメ、仏教など多様な文化から着想を得て、名前や年齢、性別などの属性を持たない、ふくよかな身体像を中心とした世界を描きます。大阪・関西万博での壁画作品やNEWoMan新宿ショーウィンドウなども手がけています。「RISA」は幼い頃からHipHopカルチャーに強く影響を受け、ダンサーとしての感性を生かした独自のスタイルを確立しました。眠たそうな目が特徴の“Sleepy Eye”キャラクターで、アイコニックなジャケットアートを再解釈しています。
東京出身のスケートボーダー「RYO SEJIRI」は、2015年に世界最高峰リーグ「Street League」に日本人として初出場し、東京、パリのオリンピックでは解説を務めました。近年はスケートボードの映像制作を中心に活動しながら、アート作品の制作にも積極的に取り組んでいます。1986年大阪生まれの「Seiji Matsumoto」は、東京、ニューヨークを経て現在は長野の山麓にアトリエを構え、主に動物や自然をモチーフにした作品を描いています。代表作は「ねずみのANDY」で、UNIQLO、The New York Times、NIKE、New Balance、Disneyなどのプロジェクトに携わってきました。東京を拠点とするビジュアルアーティスト「Yeka Haski」は、謎めいたウサギのような少年「Michi(ミチ)」と、夢のような世界「Melty(メルティ)」を軸に、感情や記憶、想像の世界を探求しています。

元バイクガレージを生かした会場「calif art gallery」
会場のcalif art galleryは、ストリートカルチャーを編集・発信するビーズインターナショナルが中目黒に開設したギャラリースペースです。かつてバイクガレージとして使われていた設備を再利用しており、天高約4メートルの開放感や、シャッター、ビニールアコーディオンカーテンといったインダストリアルな要素が空間の個性になっています。隣接するインテリアショップ「Mid-Century MODERN」と連動し、アートとデザインを取り入れたライフスタイルを提案しているほか、展示会や撮影スタジオ、イベント会場などのレンタルスペースとしても利用できます。



