
ガーナから35名が来日予定、両国で100名規模の開催を見込む国際交流
NPO法人リトル・インクルーシブ・ジャパン(LIJ、所在地:東京都、代表理事:糸岡栄博)は、2027年2月12日(金)から14日(日)まで、「Japan–Ghana Dwarf Sports Friendship Program 2027(日本・ガーナ ドワーフスポーツ親善交流プログラム2027)」を開催します。日本とガーナの軟骨無形成症などの低身長症当事者とその家族が、スポーツを通じて交流する国際交流事業です。
ガーナからは、20年以上スポーツ活動を続けてきた低身長症コミュニティの選手・監督・コーチ35名の来日が予定されています。参加者の一般募集は2026年10月25日(日)の「世界小人症啓発デー」から始まり、両国で100名規模での開催を見込んでいます。スポーツを通じて国境を越えた友情を育み、子どもたちの夢を応援するとともに、開催地域とのつながりや社会的な交流人口の創出にもつなげていく考えです。
プログラムに込められた4つの思い
20年以上の歴史を持つガーナの仲間と学び合う
共催のDwarf Sports Association Ghanaは、20年以上にわたりスポーツ活動を続けてきた団体です。一方で、アフリカの経済的・社会的な環境などを背景に、世界規模のスポーツ大会に参加する機会には十分に恵まれてきませんでした。LIJは今回の交流を、日本がガーナを迎えるだけの場ではなく、ガーナの選手たちから学び、互いを尊重し、これからの挑戦をともに考える機会と位置づけています。選手たちの身体能力や努力、スポーツへの姿勢に触れることは、日本の参加者、とりわけ子どもたちにとって新しい発見と自信につながることが期待されるとしています。
World Dwarf Gamesへの日本からの初出場に向けて
LIJは現在、2027年8月にオーストラリア・ゴールドコーストで開催予定の「World Dwarf Games 2027」への日本からの初出場を目指し、参加の輪を広げています。前回大会は2023年にドイツで開かれ、24家族・512人が参加しました。World Dwarf Gamesは、軟骨無形成症をはじめとする小人症のあるアスリートを対象とした世界最大規模の国際スポーツ大会で、1993年に米国シカゴで第1回大会が開催されました。第9回となる次回大会は、2027年8月11日から19日まで開催される予定です。今回のガーナとの交流は、その挑戦につながる重要な一歩とされています。
災害からの復興に向かう地域に人の交流を
開催地となる千葉少年自然の家の所在地域は、このたびの千葉県内の豪雨・台風25号による被害を受けた地域です。人々が訪れ、滞在し、地域とつながることが、復興を進める地域にとって交流や活力を生み出す一つのきっかけになるとしています。
バレンタインデーに、家族とコミュニティへ愛を
日程は、当初想定していた2月1日の「ガーナの日」ではなく、2月14日のバレンタインデーを含む形に設定されました。バレンタインデーを恋人同士だけのものではなく、家族や仲間、日頃からコミュニティを支えてくれる人々へ愛情や感謝を伝える機会と捉え、最愛の人への思いを家族やコミュニティ全体へ広げていきたいという思いが込められています。
開催概要と主なプログラム
- 名称:Japan–Ghana Dwarf Sports Friendship Program 2027(日本・ガーナ ドワーフスポーツ親善交流プログラム2027)
- 開催日程:2027年2月12日(金)19:00ごろ~2月14日(日)13:00ごろ
- 開催場所:千葉少年自然の家、アルビンスポーツパーク
- 宿泊場所:千葉少年自然の家
- 募集人数:日本より70名を募集、ガーナより35名の選手・コーチ・監督を招待
- 対象:軟骨無形成症をはじめとする低身長症の当事者とその家族、ならびにプログラムを支援する一般参加者
- 主催:NPO法人リトル・インクルーシブ・ジャパン
- 共催:Dwarf Sports Association Ghana
- 協賛:株式会社リボミック
予定されている主なプログラムは次の3つです。
- スポーツ体験・交流試合:サッカー、60m・100m走、バドミントン、ピックルボールなど、さまざまなスポーツを体験。日本とガーナの選手による交流試合のほか、両国の参加者が一緒にチームを組む混合試合も予定
- 文化交流・交流会:食事や交流会を通じて両国の文化や暮らしに触れ、国や言語の違いを越えた相互理解を深める
- My Dream Session(マイ・ドリーム・セッション):子どもたちが自分の夢や将来への思いを語り合い、互いの可能性や挑戦を応援するプログラム。スポーツの成績や身体的な特徴にとらわれず、一人ひとりが自分らしい未来を描く機会をつくる
参加費は無料、一般の支援者も参加可能
宿泊費とプログラム参加費は無料で、期間中は参加者同士の交流を深める食事や交流会を含むプログラムが実施されます。開催地までの交通手段は各自で手配し、交通費は自己負担となります。
- 募集開始日:2026年10月25日(日)世界小人症啓発デー
- 第1次申込締切:2026年12月25日(金)正午
- 参加条件:原則として、2027年2月12日(金)から14日(日)までの全日程に参加できる方
- 申込方法:Googleフォームを、10月25日の募集開始時にリトル・インクルーシブ・ジャパンのHPに掲載予定
- 受付方法:原則として先着順。申込状況によっては抽選となる場合あり
低身長症の当事者とその家族を中心とした交流事業ですが、このコミュニティを応援したい人やガーナとの国際交流を推進したい人など、一般の支援者の参加も歓迎しています。特に、参加者とともに交流のあり方を考えたり、子どもたちの夢を応援する企画や日本とガーナの相互理解を深める自主企画を一緒にプランニングしたりできる人を求めています。スポーツ経験や低身長症に関する専門知識の有無は問わないとしています。



