ボールドライト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮本章弘)は、施設ナビゲーション・プラットフォーム「メタマップ」の新機能として、施設の地図とAIが音声で会話する「ライブ」を2026年10月26日より提供開始しました。来訪者は地図上の「ライブ」ボタンを押して話しかけるだけで、「母の日のプレゼントを買いに来たけど、おすすめはある?」「7歳の男の子をどこに連れて行けばいい?」といった目的や状況を伝え、施設が登録した情報に基づく提案を音声で受け取り、そのまま現在地から目的地までの経路案内へ進めます。「会話から発見へ」をコンセプトに、キーワード検索では見つけられなかった店舗や体験との出会いを、アプリのインストール不要なWebブラウザ上で実現します。

開発の背景
これまでの施設マップの検索は、店舗名やカテゴリーといったキーワードの入力が前提でした。しかし実際の来訪者の多くは、「友達へのプレゼント」「記念日の贈り物」「ゆっくりくつろげるカフェ」「子どもが楽しめる場所」のように、店名ではなく目的や気分を手がかりに施設を訪れています。こうした問いに対して、キーワード検索は「何と入力すればよいか分からない」という壁を越えられませんでした。
ボールドライトは2022年より「メタマップ」を提供し、2D/3Dのデジタルマップに経路案内、混雑情報、イベント案内、スタンプラリー、クーポンなどを統合した施設ナビゲーションを、商業施設・テーマパーク・空港・スタジアムなど170を超える施設へ導入してきました。「メタマップ」はすでにAIエージェントによる文字チャットで、施設情報に基づく質問対応と経路案内を提供しています。一方で、施設内を歩きながら、あるいは子どもと手をつなぎながら文字を入力するのは負担が大きく、人に尋ねるように自然に話しかけられる体験が求められていました。
そこで当社は、来訪者が地図に話しかけ、AIが声で答え、途中で話を遮ることもできる連続した音声会話をWebブラウザ上で実現する「ライブ」を開発しました。施設の案内所で「こんなものを探しているのですが」と相談するのと同じ体験を、来訪者一人ひとりのスマートフォンの中で、いつでも提供します。
ライブで出来ること
1. 目的を伝えると、おすすめの店舗や商品を提案
地図上の「ライブ」ボタンを押し、「母の日のプレゼントを買いに来たけど、おすすめの商品はある?」と話しかけると、AIが施設の登録情報からブーケやカップなどを扱う店舗を提案し、紹介した店舗を地図上で自動的に選択・フォーカスします。パソコンでは店舗の詳細もあわせて表示します。
2. あいまいな希望からも、ぴったりの場所を発見
「7歳の男の子をどこに連れて行けばいい?」「ゆっくりくつろげるカフェはある?」「記念日の贈り物を探している」といった、カテゴリー名に置き換えにくい質問にも、施設が登録した店舗・体験・イベントの情報から候補を提案します。体験型のテナントや当日のイベントなど、検索では埋もれがちな情報との出会いを生みます。
3. 「そこまで案内して」で、現在地の確認から経路案内まで会話で完結
行きたい場所が決まったら「そこまで案内して」と伝えるだけで、AIが「今どのあたりにいますか?近くに見えるお店はありますか?」と出発点を聞き返し、来訪者の答えから出発点を特定して、目的地までの経路を地図上に表示します。階をまたぐ経路ではエスカレーターやエレベーターを優先し、「車いすで通れる経路で」と頼めば階段やエスカレーターを避けたバリアフリー経路で案内します。経路の表示はライブを終了した後も残り、地図上の階別の手順ボタンで確認を続けられます。
4. 地図の操作も声で
「2階を見せて」「もう少し拡大して」「右に回して」といった声の指示で、フロアの切り替え、ズーム、回転、表示位置の移動ができます。手がふさがっていても、地図を見たい向きに動かせます。
主な特徴
ボタンひとつで始まる、ハンズフリーの音声会話 地図のヘッダーにある「ライブ」ボタンを押すだけで会話が始まります。話し終わりを自動で検出して応答し、AIの説明の途中で話しかけて遮ることもできる、人と話すのと同じテンポの会話を実現しました。
施設が登録した情報だけを根拠に回答 回答の根拠は、施設が「メタマップ」に登録した店舗・施設情報、イベント、追加のナレッジに限定します。AIの一般知識で情報を補うことはせず、登録情報で確認できない内容は「確認できない」と伝えます。営業時間や場所、経路といった案内の正確さを、会話の自然さと両立しています。
提案した場所を地図の上で見せる AIが紹介した店舗は地図上で自動的に選択・フォーカスされ、話を聞きながら場所を確認できます。経路案内に進めば、既存の経路検索と同じ経路計算・階別手順の表示をそのまま使います。
多言語での会話に対応 マップに設定した利用言語に合わせて、「ライブ」ボタンの表示から挨拶、会話まで多言語で提供します[要確認:対応言語の範囲と表現]。
インストール不要、既存の「メタマップ」にそのまま追加 Webブラウザで動作し、アプリのインストールは不要です。「ライブ」で交わした会話は、同じページの文字チャットの履歴に引き継がれ、終了後も文字で見返せます。
音声や会話の内容は保存しない 利用者の音声、文字起こし、会話の本文は「メタマップ」のサーバーに保存せず、会話中のみ利用します[要確認:音声AI提供事業者側の取り扱いを併記するか]。来訪者が安心して話しかけられる設計としています。
管理画面のスイッチひとつで有効化 「メタマップ」の管理画面のAI設定で「ライブモードを利用する」をオンにするだけで、公開中の地図に「ライブ」ボタンが追加されます。会話開始時の挨拶文、シンボルの種類、利用する音声AIモデルを施設ごとに選べます。

今後の展望
「ライブ」は、来訪者が施設と対話しながら目的地を見つける「会話から発見へ」の第一歩です。今後は、カメラ映像から現在地を判定する「メタマップ VISION」との組み合わせによる出発点の自動特定、デジタルサイネージでの対話型案内、施設運営に役立つ会話傾向の分析など、施設とその来訪者の双方に価値を返す機能へ発展させていきます。
メタマップについて
「メタマップ」は、実空間の座標に基づく3Dデジタルマップで、施設ナビゲーションと回遊施策をワンストップで提供するデジタルツイン・プラットフォームです。店舗検索、経路案内、現在地表示、AIエージェントに加え、混雑情報連携、イベント案内、スタンプラリー、クーポンなどを統合し、商業施設・テーマパーク・空港・スタジアムなど170を超える施設に導入されています。
サービスサイト(デモあり):https://metamaps.jp
本記事は、ボールドライト株式会社が2026年10月26日にPR TIMESで発表したプレスリリースを原文のまま掲載しています。
元のリリース:地図と話して、行き先を見つける。施設ナビゲーション「メタマップ」が、AIと音声で会話する新機能「ライブ」を提供開始



