東京・六本木のAXIS Galleryで、2026年11月13日(金)から11月29日(日)まで、展覧会「’One to one’ An exhibition by Foster + Partners Industrial Design」が開かれます。主催は、デザイン振興活動を展開する株式会社アクシスです。Foster + Partners Industrial Designが活動の初期から手がけてきたプロジェクトが紹介されます。入場は無料です。

身の回りのデザインを「1:1」で見つめる展覧会
椅子に座る、照明を操作する、ドアを開ける、機器を使う。こうした日常の体験は、形態や素材、機能、そして人の行動がひとつに重なり合う瞬間です。インダストリアル・デザインは、私たちが身の回りの世界を体感するための「接点」をつくり出しています。
「One to one (1:1)」は、Foster + Partners Industrial Designの活動を掘り下げる展覧会です。家具や照明から建築システム、インフラストラクチャーまで、さまざまな文脈とスケールを行き来しながら、それぞれのプロジェクトの背景にある思考、制作のプロセス、コラボレーションのあり方をひもといていきます。展示されるオブジェクトだけでなく、それらを形づくった相互の関係やプロセスにも目を向ける構成になっています。
「Nomos」から始まったインダストリアル・デザインの歩み
Foster + Partnersは、持続可能な建築、都市計画、エンジニアリング、デザインを手がけるグローバル組織です。インダストリアル・デザインは設立当初から組織の重要な一角を担ってきました。その出発点は1980年代、ノーマン・フォスター卿が、のちに「Nomos」となるテーブルを開発したことにさかのぼります。
現在のインダストリアル・デザイン部門は、自律的に活動しつつも、Foster + Partners全体と緊密に連携しています。この体制によって、プロダクトと、それが体感される空間とのあいだで、アイデアや専門知識を相互にやり取りできるのが特徴です。
「design by making(つくりながら考える)」という思想
ノーマン・フォスター卿が設立したこのスタジオでは、ものづくりにおける芸術、工芸、そして科学的アプローチが、数十年にわたって活動の根幹となってきました。テーブルからタービンに至るまで、さまざまなスケールのプロダクトを、コンセプトを起点にメーカーや職人、スタートアップとの協働を通じて生み出しています。
統合的なデザイン体制のもと、コラボレーションを理念の中心に置き、サステナビリティを原則としながら、徹底したリサーチと「design by making(つくりながら考える)」という思想を組み合わせています。すべてのプロジェクトは試作と検証を繰り返す反復的なアプローチで進められ、試行錯誤やデジタルモデリング、実際に手を動かしながらの検討を重ねることで、デザインが磨き上げられています。

開催前日にはオープニングパーティも
会期前日の2026年11月12日(木)には、プレスプレビューとオープニングパーティが行われます。プレスプレビューでは、Foster + Partners Industrial Designによる展示ツアーが予定されており、参加には申し込みが必要です。オープニングパーティは19:00から21:30までで、予約不要・来場自由。Foster + Partners Industrial Designの統括責任者、マイク・ホランド氏によるプレゼンテーションが行われます。
また、10月1日に発売されたデザイン誌「AXIS」最新号 vol.238では、巻頭のCOVER STORYとしてノーマン・フォスター(フォスター + パートナーズ)の独占インタビュー記事が掲載されています。
開催概要
- 展覧会名称:’One to one’ An exhibition by Foster + Partners Industrial Design
- 期間:2026年11月13日(金)〜11月29日(日)
- 時間:11:00〜19:00(最終日の29日は17:00まで)
- 会場:AXIS Gallery(東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル4F)
- 入場料:無料
- 主催:株式会社アクシス
- 共催:Foster + Partners Industrial Design
- 協賛:株式会社オカムラ、カリモク家具株式会社
- 助成:ブリティッシュ・カウンシル
- お問い合わせ:axisgallery_onetoone@axisinc.co.jp
主催の株式会社アクシスは1981年の創立以来、六本木のデザイン発信拠点「AXIS」を拠点に、生活と社会におけるデザインの可能性を追求してきました。現在は、生活者や企業・団体に向けたさまざまなデザイン振興活動に加え、あらゆる分野でのデザイン開発にも取り組んでいます。
出典:株式会社アクシス



