京都新聞企画事業株式会社が創業80周年を記念して開催している講演会の第5弾として、「寛永行幸の歴史的背景―再現行幸の理解を深めるために―」が開かれます。寛永行幸の再現行列が行われる12月6日の前日に開催され、京都大学名誉教授の藤井讓治さんが登壇します。

二条城行幸を「政治ショー」として読み解く
講演では、後水尾天皇の二条城行幸に至るまでの幕府と朝廷の関係に焦点を当てます。そのうえで、行幸に至るまでの流れを順にたどります。
取り上げる主な流れは次のとおりです。
- 徳川家康による二条城の築造
- 後陽成天皇の譲位
- 禁中并公家中諸法度
- 徳川秀忠の娘・和子の入内
- 女一宮の誕生
- 秀忠による二条城の大拡張
続いて、行幸行列の様子や、五日にわたって二条城で催された饗宴・儀礼についても解説します。そのうえで、この行幸が長く続いてきた幕府と朝廷の軋轢に止めを刺そうとした大規模な政治ショーであったことが語られます。
主催者は、この講演会を通じて再現行列を盛り上げていきたいとしています。
開催概要
会場は京都経済センター7階会議室です。定員は80人で、先着順で受け付けます。
- 講師:藤井讓治(京都大学名誉教授)
- 日時:12月5日(土)午後2時~3時30分(午後1時半開場)
- 受講料:3850円(文化センター会員は3300円)、入会金不要
- 会場:京都経済センター7階会議室(下京区四条通室町東入ル)
- 定員:80人(先着順)
- 申込先・お問い合わせ:京都新聞文化センター TEL(075)213-8141(9:30~17:30/日祝休)
講師・藤井讓治さんのプロフィール
藤井讓治さんは1947年、福井県生まれ。1970年に京都大学文学部を卒業し、1975年に京都大学大学院文学研究科博士課程の単位を修得しました。
同年に京都大学文学部助手となり、その後、神戸大学文学部助教授、京都大学人文科学研究所助教授、同大学文学部助教授、同大学大学院文学研究科教授を経て、2012年に京都大学を定年退職し、京都大学名誉教授となりました。経歴には、2014年に石川県立歴史博物館館長とあります。
出典:株式会社京都新聞社



