「いつもより元気がないけれど、朝まで様子を見ても平気?」「急に吐いたけれど、すぐ病院へ行くべき?」「夜中に具合が悪くなったら、どこに連絡すればいい?」。猫と暮らしていれば、こうした場面には誰でも出会う可能性があります。
犬や猫にも、人と同じように緊急性の高い症状に対応する救急医療があります。ただ、その存在や、いざというときの利用方法は、まだ十分に知られていないかもしれません。こうした救急医療との付き合い方をテーマにした講演が、ねこ医学会(JSFM)主催の「猫の集会2026」で行われます。

救急の現場を知る獣医師が、飼い主にもわかりやすく解説
登壇するのは、埼玉県川口市の「どうぶつの総合病院」(運営:ベテリナリアンズシナジー株式会社)で副院長を務め、救急医療に携わる中村俊獣医師です。2026年11月8日(日)の「猫の集会2026」で、「救急への上手なかかり方」をテーマに話します。
中村獣医師は、急病や事故など、一刻を争う状況にある動物たちの診療に日々向き合う救急医療のエキスパートです。講演では、受診を考えるときの判断の目安、救急センターへの連絡方法、日頃からできる備えについて、猫と暮らす飼い主をはじめ一般の人にもわかりやすく解説します。猫と暮らす人に加え、これから猫を迎えたい人にも向けた内容です。
講演で学べる3つのポイント
- 「すぐに病院へ行くべき?」と迷ったときの判断に役立つ知識:愛猫に突然異変が起きたときの注意点や、救急受診を考える際の目安を知ることで、必要な行動を考えやすくなります。
- 救急センターへの連絡や受診をスムーズにするためのポイント:緊急時に電話で伝えておきたい情報や、受診までの流れを知ることで、不安や焦りがある状況でも落ち着いて行動するための備えができます。
- 愛猫が元気な今だからこそ準備しておきたいこと:かかりつけ病院の休診日や夜間にどこへ相談すればよいかなど、普段から確認しておきたいことを知り、「もしも」への具体的な備えにつなげられます。
講演者・中村俊獣医師のプロフィール
中村俊(なかむら しゅん)獣医師は、どうぶつの総合病院の副院長/救急センター科長。2010年に日本獣医生命科学大学獣医学部獣医学科を卒業し、千葉県の動物病院での診療を経て、2013年にどうぶつの総合病院へ入職しました。総合診療科で経験を積んだのち、2017年から救急医療に従事し、2025年2月に副院長に就任しています。
急病、事故、中毒など、一刻を争う動物たちの救急診療に携わり、迅速な状態評価や初期治療、専門診療科との連携による救命医療に取り組んでいます。獣医師向けの救急医療セミナーなどでも講師を務め、救急現場で培った知識や経験を伝えています。

開催概要
- イベント名:猫の集会2026
- 主催:ねこ医学会(JSFM)
- 開催日:2026年11月8日(日)
- 講演時間:13:50〜14:20
- 講演テーマ:「救急への上手なかかり方」
- 講演者:中村俊(どうぶつの総合病院 救急センター長兼副院長)
- 会場:浜松町コンベンションホール 6F 大会議室A:ステージイベント(〒105-0013 東京都港区浜松町二丁目3番1号 ニッセイ浜松町クレアタワー5・6F)
- 参加方法:1,000円(高校生以上の方は有料、中学生以下は登録不要(無料))
講演内容、参加方法、会場などの詳細は、主催者の公式案内で確認できます。
どうぶつの総合病院は、救急医療をはじめとする複数の診療分野が連携し、専門性の高い獣医療を提供する動物病院です。日々の診療に加えて、飼い主に獣医療への理解を深めてもらうための情報発信にも取り組んでおり、今回の講演を通じて、愛猫の体調不良時に必要な知識を伝え、飼い主がいざというときに適切な行動を選ぶための一助となることを目指しています。



